占ってはいけない事柄~占い師の「三禁」について~

占い夜話

昔から、占い師が占ってはいけない「三禁」というものがあります。

それが「死・盗・姦」です。

死=生死に関すること
盗=盗みに関すること
姦=不倫・浮気に関すること

これらに関しては、「死盗姦は占わず」として占ってはならない、とされています。

「死」~生き死にや病気について~

人の寿命や生きる、死ぬ、あるいは病気についてです。

何となくイメージはつくかと思いますが、倫理的な側面と、法律的な側面もあります。

例えば何らかの占断により、

「あなたは一年後に死にます。」

と占い師がお客さんに伝えたとします。

それを言われたお客さんが、

お客さん:「もう私はダメだ!せめて好きなことをしてやる!」

→犯罪行為に走る
→逮捕される
→「占い師の◯◯に死ぬと言われたからやった」

→全財産を使ってやる!
→一年後に死ななかった
→死ぬと言ったのに外れた!お金を返せ!

→絶望して自殺
→家族から訴えられる

などなど…。

占い・スピリチュアルに関する法律まとめでも書きましたが、お医者さん以外が診断するのは法律に抵触し、法律的にも違法行為となってしまいます。

占断の際には注意しましょう。

「盗」~犯人捜し~

盗みに関してですが、もっと広くは「犯人捜し」と言えます。

これも法律上の絡みでもあるのですが、日本では「私的制裁の禁止」として、法的手続きを経ずに犯罪者に制裁を加えることは禁止されています。

犯罪者、までいかなくても、例えば…

依頼者:私の財布がなくなりました!きっと盗まれたんだ!誰が盗んだか探してください!

占い師:〇〇という人が悪意を持っているようです

依頼者:あの人か!確かにあの人ならやりそうです!問い詰めてみます!

~~なんてことになったら、結果は誰にとっても良いものとなりません。

上記のような例の場合は、「誰が、は分かりませんが、どこにあるか、で診てみましょう」などとすると良いでしょう。

「姦」~不倫・浮気など~

こちらも上記二例と同じですね。

特に、「(お相手)は浮気していますか?」という質問にそのまま答えることはできません。

例え実際にしていたとしても、「占い師があなたは浮気しているって言ってたんだよ!」などという状況から、名誉棄損案件に発展しかねません。

とはいえ、一方で不倫に関するご相談が多いのも事実です。

そのような場合は、「相手が浮気しているか」or「相手は現在のパートナーと別れてくれるか」などではなく、ご依頼者自身の気持ちに焦点を当てて鑑定するなどすると良いでしょう。

占い師は、基本的にご依頼者様ファースト。

ご依頼者に寄り添い、道を示すのが役割ですが、かといって依頼者の周囲の人を悪者にして良いわけではありません。

占い師として駆け出しのころは、「できない」と言えない(=がっかりされたくない、評判が落ちるのが怖いetc)で禁則事項に関する依頼も受けてしまう、ということがあるかもしれません。

しかし、結局は占い師のためにも、依頼者本人や周りのためにもなりません。

占い師には、家族にも言えなかったりするデリケートな悩みが寄せられます。

鑑定の際には十分に配慮しつつ、「禁則事項なので占えません」と言うことも必要、と心得てください。

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