占い自体は数千年前から存在します。
古代は神託や戦の結果を占うものでしたが、個人を占うようになってからは、商売として成り立ってきました。
個人的には、ここ数年で占い業界も大きな転換点を迎えていると思っています。
そこで、最近の占い業界のトレンドをまとめました。
特に占い師の方には参考にして頂ければと思います。
占い業界のトレンド(プラス面)
占い業界のマーケットは年々大きくなってきています。
大きな要因としては、「技術の進歩」が挙げられます。
などなど。
特に3番目は要因としては大きいですね。
具体的にはココナラやメルカリ、タイムチケットやストアカなどなど。
個人対個人(CtoC)でやり取りをできるサービスが、「占い」というコンテンツにはマッチしていたため、占いがサービスとして日の目を見る機会が増えている、といえます。
上記のような要因から、顧客層が広がっているのも近年の特徴です。
これまでは本格的な占いといえば、対面鑑定か電話占いぐらいでした。
顧客層も、20~40代女性、一部のヘビーユーザーなど、「特定のユーザ向けの特殊なサービス」という感が強かったですね。
しかし、前述のようなサービス・アプリにより、
など、老若男女を問わず占いに触れる機会が増え、顧客層も幅広くなってきています。
※私も「arcana」というチャット占いアプリに出演していますが、男子高校生などからも依頼があります。
一昔前は、絶対に占いと縁がなさそうな層でしたが…。
決して良いことではありませんが、社会情勢が不安定になると、占いの需要が伸びると昔から言われています。
不安感の解消や、不透明な未来への見通しを占いに求める、というわけですね。
昨年(2018年)は自然災害や社会の変化も大きく、占いが担う役割も大きくなっていると思われます。
占い業界のトレンド(マイナス面)
一方で、マイナス面の可能性についても触れておきます。
キーワードは「玉石混交」です。
プラスとマイナス面は表裏一体で、技術の進歩により占い業界への参入の障壁は低くなっています。
それはイコール、アプリやコンテンツ・占い師が乱立することにも繋がります。
きっちりしたサポート・サービス体制が整っていない占いサービス会社や、ちょっと占いの本を読んだだけの「なんちゃって占い師」だっているかもしれません。
(ソフト表現で書いていますが、実際は…というのが実情かと。)
拙著の「占って欲しい!と思ったら読む本」でも書いていますが、そういった場合、なかなか良いサービス・占い師を選ぶのは困難です。
また、ひいては占い業界全体の不信感にもつながりかねません。
占い師は、自分の鑑定(=サービス)の価値をしっかりとお客様に伝える努力が必要になってくるでしょう。
まとめ
色々と書きましたが、占い業界的には今までにないプラットフォームにより、チャンスが生まれている状況かと思います。
占い師さんは是非、時流を掴んで、自分の鑑定をお客様のお役に立てて頂ければと思います。
コメント