当HPでは、易占いと九星気学のオンライン講座を開講していますが、どちらかというと易占いの方が受講者は多いかな?という割合です。
九星気学は主に生年月日を元に占いますが、ちょっと難しい印象があるのかもしれません。
しかし、実はかなり「使える」占術なので、そんな「九星気学」について解説していきます。
九星気学とはどんな占い?
九星気学は日本生まれの占術です。
大正時代に園田真次郎 師が確立したと言われています。
ベースとしては、江戸時代から日本では「九星術」として、中国の陰陽五行思想を元とした占術がありましたが、園田氏がそれを簡略化してまとめ、九星気学として広まっていきました。
九星気学の特徴
どのような占いか、はまるっとWikipediaに譲るとして、幾つか九星気学の特徴を挙げます。
①九星気学は「とっつきやすい」占い
例えば、同じ占いで「占術の王」とも称される「四柱推命」があります。
四柱推命は「10年学んでようやく一人前」と言うぐらい、奥が深い占いです。
一方で、九星気学は比較的短期間で基本を学ぶことができます。
(当講座では大体3ヶ月くらいを目安としています。)
…と書くと、「じゃあ九星気学は簡単なんだ!」「的中率が悪いんじゃない?」という声が聞こえてきそうですが(笑)
勿論そんなことは無く、あくまでとっつきやすい、門戸が広く開かれている、という意味です。
入り口は広くても奥深く、極めようとするとやはりそれなりの研鑽は必要となってきます。
②九星気学は「万能の占い」
占いには大きく「命・卜・相」の三種類があります。
九星気学は主に生年月日を使って占うため、「命術」に分類されるのですが、実はそれだけではありません。
「卜術」としても使え、「相術」としても使える、という万能な占いなのです。
具体的には、西洋占星術でいう「ホラリー占星術」のように「占う瞬間の情報(年月日)」を元に、卜術的に占ったり、あるいは風水のように家や部屋の形について、相術的に占うことができます。
化粧品などでも、日本人は特に「オールインワン」を好むと言われていますが、そういった日本人の気質に合った、非常に日本的な占いと言えます。
③九星気学の勉強方法
かように魅力的な九星気学ですが、四柱推命や易占いといった他の東洋占をマスターしていれば、習得は比較的スムーズです。
なぜならば、陰陽五行思想といったベースになる思想が共通しているためです。
(そのほか、九星気学の「九星」は易占いの八卦を元にしているので、知識がそのまま使える、という面もあります)
一方で、何事もコツをつかむまでのやり始めが大変なのは同じ。
最初に覚えることは多いので、独学だと頑張って1年ぐらいで「分かってくる」感じでしょうか。
九星気学に関する書籍は豊富に出版されているので、一冊自分に合った本を読むところから始めると良いでしょう。
おススメの参考書籍を掲載しておきます。
・初学者向け:九星方位気学入門|田口二州
→九星の象意など、概要を知るための一冊。
・中級者向け:現代九星占い|井田成明
→より深く理解したり、テクニックを学びたい方向け
一人では無理!となったら…オンライン九星気学講座をどうぞ(笑)
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